今、私のお茶の稽古に来てくださっているお弟子さん達は、
様々な分野で仕事をしている人達、また、
私もこんな事をしてみたいと思うようないろいろな事を趣味にしている人達が
沢山いますが、皆それぞれに活躍し、生活を楽しんでいる人達ばかりです。
それだから、忙しくても、お茶にも興味を持ち、
それなりに自分のペースでお茶を楽しんでいると思います。
その中で、今日は幸恵さんという一人のお弟子さんの事を紹介したいと思います。
彼女は、まだ20代の若いお嬢さんながら、
クリニックの専属ピアニストをし、音楽スクールの先生をし、
昨年は、札幌市の市民芸術祭新人演奏会に出演
ピアニストとして、札幌を中心に各地で演奏活動を精力的にこなしながら、
そればかりではなく、
着物がとてもお好きで、北海道の着物の女王の準女王に選出されたこともあり
和洋装問わずいつもとても素敵に着こなしていらっしゃる
とても花のある素敵な方です。
私は、幸恵さんを見ていて、いつも思う事は、
誰に対しても同じように優しさのある振る舞いをする、
とても素直な性格の持ち主だなあということです。
見た目の華やかさに違わず、誰からも好かれる人柄は、
ご両親や周りから大事に育てられたのでしょう。
幸恵さんの家族は、それこそきっと家庭の模範のような
ところがあるのかもしれないと思ってしまいます。
家族が皆とても仲良しで、家族のそれぞれの自分の立場を大事にし、
お互いを思いやる、気持ちの良い家族なのです。
さて今月は、幸恵さんにとって、演奏会が目白押しの月だったようで、
私は、残念ながら先週の水曜日のキタラでの
ラ ジョイア デラ ムジカというグループでの演奏会に出演していたコンサートにしか行けなかったのですが、
一部の最後に連弾でラヴェルの「マメールロア」と「スペイン狂想曲よりフェリア」を
二部の最後にソロでアルベニスの「組曲イベリアよりマラガ」とトゥリーナの「3つのアンダルシア組曲よりサバテアード」の2曲
その2曲目は、スペインのフラメンコの足技、
サバテアードの妙技を現しているのですが、
サバテアードとは、アンダルシア地方のフラメンコの踊りとその曲の事で
8分の6拍子をとって足で拍子をとる事だそうです。
どことなくフラメンコを想像させるようなメロディが続き、
途中、ちょっと音質の違う小節が入るのですが、
何となく目を瞑って聴きたくなるようなちょっと魅惑的かなというか....という感じで、
また元の音質に戻る辺り、何だったのだろうと....思っていたのですが、
後から聞くところによると、
その部分は呪いをかけるように弾くのよ!と先生に言われたそうな...
はあ、なるほどね。
呪いね、と思いましたが、幸恵さんが弾くと、呪いというよりも、ちょっと小さな魔女的かなあ...。
まだまだ若い恵さん、もっと年齢を重ねて、いろいろな事を良く経験して、
音楽の本質と作曲家の意図を組み、
的確な表現の出来るピアニストに成長してほしいなと思います。
最後に幸恵さんのブログを紹介します。
毎日のいろいろな出来事を楽しく綴っているブログです。
http://ameblo.jp/fiesta-de-reino-yukki/
自己紹介

- junko
- 茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.
La mia Italia への招待
イタリアから帰ってきて、早くもあっと言う間に日にちは
どんどん過ぎてしまっています。
それでも、このブログの中でのイタリア滞在はまだ帰国の
日を迎えていません...
しかしながら、現在の私の生活はまたいつもの日々なので
す。そこで、新たにイタリア滞在のブログを始めました。
こちらのブログも併せてご覧いただけると嬉しいです。
私の愛する花達
母は小さな花や山野草が好きです。
私も最近、花がとても好きになってきました。
季節毎に変わる我が家の花達、
折々に出会う花達を紹介するブログを始めました。
こちらの方も併せてご覧いただけると嬉しいです。
2010年7月26日月曜日
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