今年もお弟子さんが近くのお米農家から分けてもらった稲穂を持ってきてくれました。
今年は北海道の夏もたいそう暑かったので、お米の実入りも良いようで
今年のお米は美味しいかもしれません。
茶室の脇床に飾ってみました。
稲穂と共に、丁度、鳴子と雀の薄茶器を合わせてみました。

鳴子と雀と云えば、秋の収穫の道具やお菓子などによく使われるのですが、この鳴子、今の若い人
(多少年齢の高い人でさえ...)
にはどういう物かが分からないようで私としては、ちょっとびっくりでした!
お米の実る秋に、水田に案山子とよく合わせて紐に通した鳴子を棒に張って、紐の端を引くと、カタカタと鳴って、雀を追い払うのだと説明しても、どういう形のものか想像がつかないというのです!
そうなのか、確かに、今は鳴子を使っている風景を見なくなったのかもしれません。
鳴子と云えば、夏に開催される
「よさこいソーラン祭り」の手に持つ鳴子しか思い出さないのだなあ、と日本の懐かしい風景がだんだん無くなるようで、ちょっと寂しい思いでした。
この薄器は、蓋が真塗りで、器の部分が一閑張りになっていて、蓋から繋がる器にかけて竹の棒に張られた鳴子紐にススキと、ちょっと面白い物です。
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