昨日は、お茶のお弟子さんでピアニストのお嬢さんが師事されている上原由記音氏のリサイタルをルーテルホールに聴きにいきました。
今年はスペインの作曲家アルベニスの生誕150周年という事で、
アルベニスの晩年の大作「イベリア」組曲全4巻12曲を全曲演奏という、非常に意義のあるリサイタルとの事でした。
上原由記音氏はスペイン音楽のスペシャリストで、
アルベニス音楽を紹介する為の完璧な演奏家と評される方です。
とはいえ、アルベニスの曲はお弟子さんが弾く「セビーリャ」一曲しか聴いた事がなく、
アルベニスという作曲家の事もあまりよくは知らなかったのですが、
今回この難解とも云える「イベリア」組曲を全曲聴いて感じた事は、
スペインのアンダルシア地方の町の風景、音楽、フラメンコ、歌が組み込まれながら奏でられた印象的な組曲で、とても力強い音と、さぞ複雑な和音の連続のような、譜面はどんなに込み入っているのだろうか、それをどうやって読みこなして、よく弾けるものだなあと、
全くの素人感覚の感想がまずあるのですが、それでも、
スペイン音楽の明暗、スペインという情熱的な風土と哀愁、
そのほんの一端でも感じる事が出来たのではないかなとは思います。
さて、その夜、上原由記音氏による公開レッスンがあり、
私のお弟子さんも出るので、そちらの方にも行ってみました。
公開レッスンというのは全くの初めてのものでしたが、
非常に面白く、ピアノを或は音楽を勉強しているというのでもないが、とても興味深く聴きました。
技術的な事、感情感覚移入等、専門的な事は解らないのですが、
時々に先生が説明される話に印象的なものがありました。
フラメンコを踊る時には、鼻筋を通すようにすくっと立つ。
スペイン人の誇り高い民族性からくるような誇り高く立つような音楽の表し方。
音にまろやかさを持たせるよりは、ナイフがキラリと光るような鋭さを出す。
余韻を残さない乾いた音を出す。
宿命的な深い悲しみを考える。
単旋律をいかに魅惑的に弾くか。
等々、私の感覚的に合った言葉をメモしてみました。
自己紹介

- junko
- 茶道の先生をしています。 お茶を教えているだけではなく、ホテルにある茶室を管理し、国籍を問わず、老若男女を問わず、さまざまな人達と関り、非常に面白く興味深くもあります。 I am a teacher of the tea ceremony. Tea not only teaching, is managing a tea room in the hotel. Regardless of nationality, people of all ages, I have a variety of people and I related. It is also very interesting and fun.
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2010年6月6日日曜日
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素晴らしい記事をありがとうございます☆
返信削除演奏を聴いて感じることも大切ですが、
やはり今回、上原先生の言葉で、スペイン作品の魅力を皆さんに伝えられたのは、本当に有意義なことでした♪
順子先生、
いつもいつも本当にありがとうございますm(_ _)m