先月21日から秋の茶会をしています。
始め7月に七夕の茶会を考えていたのですが、
今年の夏は札幌でも25度以上の夏日が連続30日余りも続いて、
連日の暑さにとてもではないけれども暑すぎて
茶会をする元気もありませんでした。
それでは、9月9日に向けて重陽の茶会をと思い直していたところ、
今度は、菊の節句とも言う重陽なのですが、
その菊の花も、暑さのせいか咲かず、
延び延びになっていたのですが、
遅ればせながら、やっと重い腰を上げて、
中秋の月、重陽の菊、実りの秋と秋満載の茶会です。
軸は、戸上明道師「秋聲満万野」
香合は、道場宗廣 黒柿団扇 萩に虫
水指は、李朝立壷 脇床に、稲穂
香合は、道場宗廣 黒柿団扇 萩に虫
水指は、李朝立壷 脇床に、稲穂
床の飾り物です。
五行の色の物を集めてみました。
青:火龍果(中国の果物で中国語でホアロンコア)
洋名ではスターフルーツと呼ばれるものです。
青は 「 仁 」を意味します。
白:レンコンか新生姜。白は「 義 」を意味します。
赤:石榴(ざくろ)。赤は「 礼 」を意味します。
紫:あけび。紫は「 智 」を意味します。
黄:柿。黄は「 信 」を意味します。
棗は、裏千家15代鵬雲斎玄室箱書きの「滝に紅葉」
蒔絵師 松悦作
この棗は、私が初めて自分のお金をだして買ったものです。
今回の干菓子は、落雁の菊、州浜の菊の葉
和三盆の稲穂でした。六花亭製です。
菓子器は山口県の大内塗りの四方盆。
朱に秋草の蒔絵、金泊の大内菱の文様です。
待ち合いと露地
露地の蹲い廻りに、自宅の縞すすきと鷹のはすすき、
待ち合いの色紙は菊酒の画賛
虫篭の花入れ
炭斗を野菜の篭に見立てて
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