あっと言う間に日が過ぎてしまい、もう先月の事になってしまいましたが、
25日に定山渓の近くにある、豊羽鉱山後にニリンソウの群落が
あるというので、見に連れて行ってもらいました。
でも、まだ少し早く、その代わりに
蝦夷エンゴサクやカタクリが咲いていました。
上の写真の手前にニョキニョキと立っているのがヨブスマソウです。
ヨブスマソウという名前は、いろいろとあるようですが、
「ヨブスマ」というのは、コウモリやムササビの方言で、
葉の形が三角で、まだ出始めの茎に巻き付いていつ感じが
コウモリに似ていたり、もっと大きくなって葉が開くとムササビやコウモリが
皮膜を広げて飛ぶ姿に似ているからとかのようです。
そう言われると、そんな感じだなと思いますが、
初めて聞いた時は、ヨブスマと覚えずらく苦労しました.....
この日の他の写真は、こちらです。
さて、このヨブスマ、
どう食べるのかというと、他の山菜と同じ様な食べ方でいいのですが、茎の部分を食べます。
さっと湯がいて、フキのように
筋やかわまとめて引くと、さっとかわを剝く事が出来ます。
一晩水につけて、あくを取り、
後は、煮浸しやお浸し、汁の実、胡麻和え等いろいろに食べられるそうですが、私は、斜めきりにして、鰹節をたくさんかけて、酢醤油で食べました。
中が空洞で、シャキシャキとして、美味しかったです。